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単純明確と思ってくれたら幸い

周波数、ヘルツ(Hz)を簡単に説明すると音の高低です。
数値が小さい方が低音、大きい方が高音になります。
実験では約20000ヘルツまで測定しています。
デシベル(dB)とは簡単にいうと音の大きさです。

上のグラフは縦の目盛りが音の大きさ、横の目盛りが音の高低となります。
どの音域でどのくらいの大きさが出ているかを見るので、騒音計よりも詳しく分かります。

幅広い周波数の中に可聴域と言うものがあり、その音域の幅が一般の人に聞こえる音になります。
個人差もあるようですが、数値でいうと20ヘルツ〜20000ヘルツです。
大人になり、年齢が上がるにつれて高音が聞こえなくなっていくのは聞いた方もいると思います。


騒音対策工事では事前に高性能な機器で調査して、工事内容(仕様)を決めたりします。
そうしないと見当違いな工事をして失敗してしまう場合があるからです。
知識や経験のない業者に依頼するのは失敗するリスクも高いです。
実際に他業者がやった工事を全て解体して新たに防音工事をするということも何回もやってきています。

防音工事は高額ですし、簡易防音も工事になるとそれなりに費用もかかるので、慎重に業者を探す必要があります。
いろいろと探して相見積もりをとり、工事内容を比較して決めるのがよいでしょう。
金額の違いだけで選ぶと肝心な部分の施工が入ってない場合があるので気をつけてください。
分からない部分は納得いくまで質問するくらいの気持ちを持って時間をかけるほうが良いと思います。


DIYでやるなら、自分の出す音や不快に思う音について少し調べるのが良いです。
今は周波数計もアプリで簡単にダウンロード出来るので目安にもなります。
減らしたい音がどの音域なのか分かれば対策もしやすくなります。
関係ない音域が減るようなものを使っても、効果を感じられずに失敗に繋がってしまいます。
騒音の場合は不快に感じる音域が騒音なので、個人差もあり周波数域もそれぞれです。

ある周波数帯が人間にとって1番敏感に感じるとか、何ヘルツ〜何ヘルツまでが不快に感じるとか
いろいろ言われてますが、経験上、騒音の場合が人それぞれなので関係ないのではないかと思います。

製品や施工について分からない事はどんどん質問して自分に合う物や方法を見つけるようにしましょう。

まだまだ誇大広告、誤情報、勘違いするような説明をしているところも多いです。
ネットショップは手軽で便利ですが、ページの文章や記載データで判断しなくてはならないので選ぶのも難しいし、専門の知識を持った者や技術者がいるところもほとんどないので問い合わせしても適当な事を言うところもあります。

私は現場で施工を担当していて、防音設計士や防音が専門の1級建築士と協力してやっています。
材料の開発に携わっていたり、住宅、プロの演奏者とテストを行って材料も選び抜かれたものを使っています。
なので施工方法や材料の組み合わせも確立しています。

防音をするならきちんと対策してくれるところのほうが損することも少なくなります。

問い合わせは何処も無料なので失敗したくなければ幾つか問い合わせて選ぶほうが良いです。

知識がなければアドバイスも出来るので、お気軽にお問い合わせください。
▼問い合わせ、相談


実際に失敗した方からの問い合わせもあり、無断転載されたり、SNSのでフォロワーさんの中にも効果なく騙されたと嘆いている方もおられます。
防音関連は未だにそんな感じなんだなあと実感しています。











by 4199g | 2020-06-25 13:36 | Comments(0)

住宅防音の設計会社で木造住宅、マンションの防音室(ピアノ防音室、その他の楽器防音室、シアタールーム、騒音対策工事など)を専属施工担当として長年やってきた大工職人です。DIYで設置ができる防音パネルの製作をしています。


by 4199g
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